「令和ロマン」高比良くるま氏のオンラインカジノ問題と、これからの日本の賭博規制の現状
お笑い芸人の高比良くるま氏（令和ロマン）がオンラインカジノでの違法賭博で世間の注目を集めています。この事態を契機に、日本における賭博規制の実態と今後について詳しく解説していきます。
芸人「令和ロマン」とは？
令和ロマンは、吉本興業所属のお笑いコンビで、2018年に結成。メンバーは、ボケ担当の髙比良くるま（本名：髙比良直樹）と、ツッコミ担当の松井ケムリ（本名：松井浩一）。二人は慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」で出会い、コンビを結成。当初のコンビ名は「魔人無骨」でしたが、2019年5月1日に「令和ロマン」へと改名。
彼らは、2018年の「NSC大ライブTOKYO 2018」で優勝し、注目を集める。その後、M-1グランプリでは2023年と2024年に連続で優勝を果たし、史上初の2連覇を達成。また、2024年には第45回ABCお笑いグランプリでも優勝し、M-1グランプリ優勝後に同大会で優勝した初のコンビとなった。
さらに、髙比良くるまは2024年8月に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024 ENTERTAINMENT & SPORTS」を受賞。
そんな髙比良くるまが、今回オンラインカジノでの違法賭博の疑いで世間が賑わっている。
「令和ロマン」高比良くるま YouTube上で事実を認め謝罪
「令和ロマン」高比良は、YouTubeの「official令和ロマン【公式】」チャンネルにて、「オンラインカジノ報道について」という題で動画を投稿しています。
動画上では、大学の知人からのお誘いを受け、海外の口座からの送金の形をとれば違法にはならない。という説明を受けていたようで、間違った認識でオンラインカジノをしていたという。
個人的には賭博で世間を騒がせてきた方々の中で、「誤った認識」で賭博をしていた人はいないであろう、というのが感想です。
ですが、ここ最近国内でも「ポーカー」というカジノコンテンツが人気になってきているのは事実で、都内を中心にあくまで「お金を賭けない」ポーカー施設が増えてきています。海外の大きな大会でも、昨年日本人が優勝するといった実績がありますし、YouTubeでは「世界のヨコサワ」という世界一のポーカーチャンネルを運営しているYouTuberも、チャンネル登録者数１００万人目前。というように確実に「ポーカー」という競技が国内でも注目を集めているのは確かです。
私個人も、日本にカジノができたらいいなとは思います。が、法整備も現実的ではないですし、今回のように法に触れて「賭博」を行ってしまう一部の人々が、ましてや著名人が公に取り上げられてしまうと、国内カジノは夢のまた夢で終わってしまうでしょう。
そういえば、2030年秋ごろの開業を目指す、カジノを含めた統合型リゾート施設（IR）は、本当にできるんですかね・・・。
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